阿武隈地域は、福島県の東部、阿武隈山系と八溝山系からなる26市町村にまたがる広大な地域です。

ほとんどが標高200~700mの丘陵地で、森林と高原がなだらかな里山を形づくっています。

夏は涼しく冬の降雪量も少なく、首都圏に近いことから、キャンプやレクリエーションに訪れたり、田舎暮らしをする人が数多くいます。

しかし、原発災害により、川俣町山木屋、浪江町津島、飯舘村、葛尾村、田村市都路町、川内村などで居住が制限され、住民は県内外に避難しています。

2012年4月以降、制限区域の見直しが行われていますが、故郷への本格的な帰還が実現するためには、除染やインフラの復旧など多くの課題が残っています。

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このプロジェクトは「福島大学小規模自治体研究所」が2011年の10月19日に立ち上げました。

プロジェクトは「かーちゃん」たちの避難先を探し、訪ね歩き、今の思いを聞くことからはじまりました。

元気がなく体が動かないという「かーちゃん」もいました。でも、「このままじゃいけないよね。なにか動き出したいよね。」「もらうだけの支援ではなく動き出すための支援が欲しい」「一人じゃどうにもならないけどつながれば動き出せる」そんな声が集まりました。

プロジェクトでは、まず、今、できることからはじめようと、みんなの道具や機械を持ち寄り「もちづくり」をして販売イベントを開いたり、「漬け物」などの加工品づくりをはじめています。

これからも「かーちゃん」を探し、思いを聞いていくこと。そして「かーちゃん」ネットワークをつくり、かーちゃんや地域が元気になる取り組みをつづけます。